六鹿宿

介護保険発足直後から介護の世界で働いている僕が見たり聞いたり感じたことを綴っています。

訳が分からねぇ。

今日、職場で会議があった。事業所運営の責任者が集う会議。


次年度の方向性も含め雑多な事柄を話し合うのだけれど、どうにもこうにも、次年度の職員配置や職員体制が不透明なままで話し合いをしようとするものだから…なんだか訳が分からない。


次年度はうちのサブリーダーが引き抜かれて他事業所へ、代わりに来るのはどうにも育たない3年目か4年目くらいの若造。更に一人欠員が出る予定で、その補充はこの期に及んでも未確定。だから次年度の構想も、新人教育の方向性も全く考えられる状態では無い。はっきり言ってこれは強烈なストレスだ。材料が揃わない状態で、次年度の目標を立てさせられ、その達成のための具体的な取り組み内容を発表させられ…本当に、心が萎える。


新年度の構想だって、新しい職員の教育だって、結局、やらなければならないのは僕ら現場の職員だ。管理職は現場の悲鳴なんかまるで聞こえない場所で金勘定に勤しむだけ。



追い打ちをかけるように、うちの施設長が言い放つ。


我々の時代とは違う、職員の質の担保など困難だ…ケアの質を落としてでも職員の確保に努めるべきだと。


馬鹿じゃなかろうか?


ケアの質を高く保ち、お年寄りの生活をより良くバージョンアップする為に働くことが僕らが介護を仕事とする上での最たる喜びであるはずなのに。


そう言うと、更に管理職は言い放つ。それを喜びと感じられるのは六鹿君だから。
そんな物には、若者は共感してくれないと。そんなことよりもっと介護を知らない、出来ない人でも出来る仕事の方法を考えてみなって。


ふ~ん。
そうか。だったら俺は退場だな。


そんなもの、そんなことの為にここで働く気は僕には無い。訳が分からない。


訳も分からぬままに、桜と共に間違いなく次年度はやってくる。








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