今日は早番。朝7時からの出勤。 朝食の提供、朝の排せつ介助から1日が始まる。 10名ワンユニットのフロアなので、まぁ従来型施設ほどにはバタバタしない。 一定その時間が過ぎれば、ティータイム。 音楽を聴きながらだったり、ゆっくり話しをしたりしながら。 時間があれば外気浴だったり、生け花だったり、仏壇... 続きをみる
2015年6月のブログ記事
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介護に携わる人々。 それらの人々が従事する仕事を、あたかも聖職であるかのように世間の人々は錯覚している。 自分を犠牲にして、お年寄りに奉仕する姿こそが正しいと信じられているのだろう。 でもそれは違う、少なくとも僕は違う。僕は介護職である前に介護労働者だ。 プロとしての仕事はするが、自分のプライベー... 続きをみる
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介護保険て、いったい何? 介護保険に関して、多くの日本人は良くは分かっていない。 一般の人々の立場から見れば「お爺ちゃん、お婆ちゃんの介護を保険で賄うんでしょ?家には関係ないわ。」って感じだろう。 そして、例えば自分の父親や母親がいざ介護が必要になった時に突然に大慌てしなければならなくなる。 「え... 続きをみる
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何のために自分は生まれてきたのだろう? 生きていれば楽しいことは沢山ある。 でも、楽しいのと同じくらいに苦しいこともある。 半々なら、よけいに考え込んでしまう。 生きている意味があるのだろうかと。 世の中の仕組みは、知能と文字を有する人間が決めていると、人間だけが錯覚している。 けれど、宇宙の歴史... 続きをみる
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おそらく2010年ごろまでは、さほどその現実を重くは受け止めていなかった様に思う。 特に2000年の介護保険スタートからの10年は、多くの人材が介護業界に流入した。 厚労省の統計でも、2000年当時、約55万人程度であった介護労働者が2010年には133万人と倍以上の伸びを示している。 確かに、僕... 続きをみる
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お年寄りが増えた社会。それは多死社会でもある。 これまで、日本人は病院で死を迎えることが主流だった。 だけど、多すぎる死を全て受け入れるほど病院のキャパシティーも豊富では無い。 つまり、病院以外で死を迎える人々が増えることは必然であるとも言える。 行政側からしても、そのような政策誘導を行っている。... 続きをみる
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この国の目指すところは、どこなのだろう? 資本主義経済の行きつく先は、一握りの強者と大多数の弱者を二分する社会。 つまるところ、社会的弱者に対しては限りなく冷たい社会。 ということは…。 高福祉などは、だれも望まない。そういうことなのだろう。 老後も安心したければ、金を稼ぐしかない。そういうことな... 続きをみる